柴田会長ご挨拶

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ご卒業おめでとうございます。

松溪中学校を今春卒業された110名の皆様、ご卒業おめでとうございます。在学中は、コロナの猛威が長く席巻する異例の時間でした。でも皆様はこの前例なき困難を見事に克服され、318日、第72回卒業式に臨まれました。辻誠一郎校長先生から卒業証書を授与され、一緒に学んだ仲間たちと最後の校歌を斉唱し、校門に別れをつげたとき、中学生活3年間の走馬灯が胸に浮かび、同時に、未知の世界への期待が膨らみ、喜びと感動の瞬間であったはずです。その気持ちを忘れず、今後はいつも、松溪卒の自信と誇りを胸に秘めて、それぞれの路を元気よく歩んでください。 

皆様は卒業と同時に松溪中学校同窓会の「第72期」新会員となりました。15000人を超える同窓生を代表して心より歓迎いたします。同窓会は「卒業生全員を会員とし、任意に協力する世話人が善意で維持運営にあたる友誼会」です。会員名簿はなく、同窓会費もありません。日常は主にインターネットを利用して、同窓生の消息、情報交換、交遊の促進に努めながら、母校の隆盛発展にすこしでも役立ちたいと活動しています。節目々には集会形式で記念のイベントも実施したいと思っています。卒業後、皆様は時や場所に応じて出会う責務に一心不乱に邁進されます。それは長く多忙で時には困難な時間です。でもそんな中で、一瞬、心の片隅に“中学時代”、“松溪”が浮かぶことがあるかも知れません。そんな時、是非“松溪中同窓会ウェブサイト”を訪問してください。そこにはきっと、今や皆様の原点の一つとなった“松溪”の面影が記録されているはずです。

同窓会では、同窓会事務局に電子メールアドレスを登録いただいた方すべてに、この「同窓会ニュース」(春/2回発行)、と母校ニュースレター“松溪だより”(年6回)、を配信しています。是非、同窓会へメールアドレスをご連絡いただき同窓生の輪に参加いただくようお願いいたします。世界は広し、でも、いつかどこかで思いがけず同窓生との出会いもあります。同窓会と末永く長くおつきあい下さい。
2022年5月記

 

柴田德思会長ご挨拶

松溪中学校同窓会長就任のご挨拶
 平木協夫前会長が2020年5月31日に急逝され、次期会長に関する同窓会世話人会で、会長として選出され、就任いたしました7期の柴田德思と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 松溪中学校同窓会の活動は、長らく途絶えていましたが、5期の矢代捷氏が復活を提唱され、新たに誕生し同窓会活動が始まりました。矢代会長の退任に伴い2019年2月に選出された平木会長が同窓会の活動として、1)同窓生の皆様への連絡網の拡充を目指し、そのための情報発信システムを整備、2)多くの同窓生が集まるきっかけとなるような魅力的なイベントを企画し、「ホームカミングデー」を隔年くらいに開催、3)手に取って読んでいただく「同窓会報」の編集発行について可能性を求め検討、を掲げておられました。どれも同窓会活動として重要なもので、私も引き続きこれらの活動を進めて行きたいと思います。
 在校生の方々に申しあげたいのですが、人と人との繋がりは人生いろいろなところで大きな役割を果たします。同窓会を通じた役割も同様に大切で、同窓会の諸先輩と繋がりを持つということは皆様によい経験をもたらすと思います。ぜひ、同窓会へ入ることを積極的に考えてください。
 私は、現在、株式会社千代田テクノル大洗研究所に勤めていて、単身赴任で大洗に住んでいます。また、コロナ騒動で都県をまたぐ移動がしにくい状況でもあり、世話人の皆様と相談しながら、ゆっくりスタートすることをお許しください。
 当然のことですが、学校側のご協力を賜ってこそ、これら同窓会の取り組みを進めてゆくことができます。校長先生、副校長先生をはじめ、PTAなどの母校関係の方々と、コミュニケーションを深めさせていただこうと思います。松溪中学校同窓会の発展のために、微力ではありますが努めてまいります。先輩の方々、後輩世代の各期の皆様、ご支援ご協力と積極的なご参画を、よろしくお願い申しあげます。

「自己紹介」
昭和16年に四ッ谷に生まれ、戦後、小学校1年の1学期に荻窪に移り、桃井第二小学校から松溪中学校、荻窪高校へ進みました。私は小学校、中学校、高校と何かに打ち込んだ訳でもなく勉強をせずで、ただし研究者になりたいと考えていました。研究者になるには勉強は必要だよな、と考えていましたが勉強せずで、当然のように浪人1年してようやく大学に入り、その後大学院へ進み、大学関係の機関で物理学分野の教員として過ごしました。
 2020年7月記
2019年10月柴田会長松溪3年生へ講演
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